MENU

アトピー肌とワキガの関係

 

アトピー肌で悩んでいる方の中で、臭いも気にしている方がいらっしゃいます。臭いの問題は、簡単には解決できないことが多いため悩みも深いですよね。

 

臭いの悩みと言えば、ワキガというものもありますよね。もしかしたらアトピーとワキガは、関係があるのかもしれないと思っている方もいるようなのです。

 

ということで今回は、アトピー肌とワキガに関係があるのか調べてみました。

 

まずアトピー肌とワキガとは何かを、簡単におさらいしておきましょう。

 

アトピーとは、正式にはアトピー性皮膚炎と呼び、良くなったり悪くなったりを繰り返す、赤みを伴う湿疹のことです。

 

とても痒みが強いために、皮膚をかくことで、赤くなったり、血がにじんだりと事態が悪くなることがあり、治りが遅くなってしまうため、かかないような工夫が必要です。

 

アトピー性皮膚炎の主な原因は、皮膚のバリア機能の低下とされており、ダニや汗などの外部からの刺激によるものと、ストレスや生活習慣などの内部によるものがあります。

 

そしてワキガは、脇や足などに多く分泌されるアポクリン汗腺という汗腺から出る汗が、臭いの元になって、独特な臭いを発生するものです。

 

アポクリン汗腺から出る汗には、脂質、タンパク質やアンモニアを含んでいるので、汗をかいた後、皮膚で皮脂と混ざることで、鼻につく臭いになるのです。

 

アトピー肌とワキガの共通しているところは、遺伝によるものが、関係しているというところです。

 

ワキガにはアポクリン汗腺が多い人が、なりやすいとされており、親類にワキガの人がいる場合は可能性が高くなります。

 

一方アトピーも、家族にアレルギーを起こしやすい人がいる場合は、アトピー素因をもっているとされ、アトピーを起こしやすい体質だと言われています。

 

ここまで説明したところで、先に結論としてお伝えすると、アトピーとワキガは、関係ありません。

 

共通しているところはありますが、臭いの原因は全く別のところにあります。

 

では肝心なアトピーの臭いの原因は、何でしょうか。

 

症状がひどいときに痒みからかいてしまうことで、患部がジュクジュクになって液体が出ることがあります。

 

このときに臭いを感じるのですが、この液体はリンパ液(浸出液)といい、免疫反応が高まると出てくる体液なのです。

 

この体液自体は、傷を治そうとするときに出てくるもので、正常なことです。

 

そしてリンパ液には臭いは、ありません。

 

では、どこに臭いの元があるのでしょうか。

 

それは、ステロイド軟膏の薬の臭いではないでしょうか。

 

薬の種類によりますが、つける薬自体が、いい匂いではない場合があり、患部につけるとその臭いが皮膚からするので、アトピーの臭いと勘違いすることがあります。

 

あと考えられることとして汗があります。

 

一般的に汗はエクリン汗腺から出るものですが、出た汗を、そのままにしておくと雑菌と混ざり体臭が発生します。この体臭をアトピーの臭いと感じている場合があります。

 

ワキガは、汗という点では同じですが、アポクリン汗腺から出る汗が臭っているので、アトピーの臭いとは全く別のもので関係がありません。

 

ではアトピーの臭いは改善する方法があるのでしょうか。

 

悪いときに治療に使うステロイド軟膏ですが、症状が治まるとつけるのを止めてしまいますよね。

 

薬はできるだけ使いたくないという人は多いと思います。見た目に症状がなくなったら、つけたくない気持ちは分かります。

 

でも薬をピッタリ止めてしまうことで、痒みがぶり返してしまい、皮膚をかいてしまい、再び皮膚の状態を悪化させてしまうという、悪循環を繰り返すことになるのです。

 

薬の量を徐々に減らすなど、専門家の意見などを参考にしながら、皮膚に負担がかからない方法を見つけることが先決です。

 

そして日常でできることは、清潔を保つことです。

 

肌に制汗剤やクリームなどつけていて、一日が終わるころには汗もかいて、かなり汚れています。

 

これをリセットするために、入浴は大切です。

 

お風呂は、皮膚への刺激が強いため熱いお湯は避け、ぬるめのお湯にしましょう。

 

そして低刺激で、無添加の石鹸を使い優しく洗い、石鹸成分を残さないように、しっかり洗い流します。

 

お風呂でキレイにした後は、保湿成分にこだわった製品を使って、保湿に努めます。

 

そしてあまりに傷がひどいときは包帯で覆って、傷をかかないようにし、これ以上悪化させないようにします。

 

清潔を保つこと以外にも、ストレスをためない、腸内環境を整える、部屋をキレイに掃除するなど、アトピーには効果があるとされています。

 

そして今回アトピーの臭いとは関係ありませんでしたが、ワキガの対処の方法としては、殺菌成分の入ったクリームを使うことで、臭いの改善が期待できます。

 

ワキガの場合も清潔にするところは、アトピーと同じですが、ワキガは殺菌、抗菌に努めることで、症状が軽減されます。

 

アトピーとワキガの臭いに対しては、原因は違うものの清潔にするという点では、同じです。

 

いずれにしても根気のいることですが、症状が軽減できることを祈っています。